ビートルズマニアのジョン太郎です。
今回は、ビートルズのデビューシングル「ラヴ・ミー・ドゥ(Love Me Do)」の歌詞を和訳していきます。
「ラヴ・ミー・ドゥ(Love Me Do)」は、シンプルながらも魅力的なメロディとリズムが特徴の楽曲です。
この曲は、バンドの原点ともいえる作品であり、ファンにとって特別な意味を持っています。

本記事では、「Love Me Do」の作詞・作曲や歌詞の意味、興味深いエピソードについて詳しく解説します。
ビートルズ「Love Me Do」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について

「Love Me Do」は、ジョン・レノンとポール・マッカートニーによる共作です。
ボーカルはジョンとポールによるツインボーカルですが、主にポールが担当し、ジョンがハーモニーを加えています。
この曲の特徴的なハーモニカの演奏は、ジョンが担当しました。
レコーディングにはいくつかのバージョンが存在し、最初の録音ではドラマーのピート・ベストが演奏しましたが、最終的にリンゴ・スターが参加したバージョンがリリースされました。
“Love Me Do”の英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「Love Me Do」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でLove Me Doの歌詞を和訳しています。
Love, love me do
僕を愛してよ
You know I love you
君を愛してるのは知ってるだろう?
I’ll always be true
ずっと誠実でいるよ
So please
だからお願いさ
Love me do
僕を愛してよ
Oh love me do
そう、愛してよ
Love, love me do
僕を愛してよ
You know I love you
君を愛してるのは知ってるだろう?
I’ll always be true
ずっと誠実でいるよ
So please
だからお願いさ
Love me do
僕を愛してよ
Oh love me do
そう、愛してよ
Someone to love
愛する誰かが欲しい
Somebody new
新しい誰かじゃなくて
Someone to love
愛すべき人が欲しいんだ
Someone like you
そう、君のような人が
Love, love me do
僕を愛してよ
You know I love you
君を愛してるのは知ってるだろう?
I’ll always be true
ずっと誠実でいるよ
So please
だからお願いさ
Love me do
僕を愛してよ
Oh love me do
そう、愛してよ
Yeah, love me do
そうさ、愛してよ
Oh love me do
ねえ、愛してよ
「Love Me Do」の歌詞の意味

「Love Me Do」は、タイトルの通り「僕を愛して」と相手に訴えるラブソングです。
シンプルな歌詞構成で、「君が僕を愛してくれれば、それで僕は幸せなんだ」というメッセージが繰り返し表現されています。
この曲の魅力は、そのストレートな感情表現にあります。
ビートルズは、後により洗練された歌詞を書いていきますが、この頃の楽曲には純粋な想いが込められており、初期のエネルギーを感じることができます。
また、歌詞の中では、愛されることへの願望と、それが満たされることで得られる安心感が強調されています。
特に「So please, love me do」というフレーズは、シンプルながらも切実な願いが込められており、聴く人の心に響くものとなっています。
また、この曲の歌詞には複雑な比喩や深いストーリー性はないものの、その分ストレートに愛の気持ちを伝えるという点で、普遍的な魅力を持っています。
リリース当時、ビートルズはまだ無名のバンドでしたが、この曲が持つ純粋なエネルギーとシンプルなメッセージが、多くのリスナーの心を掴みました。
ビートルズの最初のヒットソングと言えるでしょう。

その後のビートルズの楽曲と比較すると非常にシンプルですが、それがまた彼らの原点としての魅力を強調する要素にもなっています。
「Love Me Do」の作曲秘話・豆知識

ここでは、ラヴ・ミー・ドゥの豆知識や作曲秘話を紹介します。
ジョンとポールが10代の頃に作曲
「Love Me Do」は、ジョン・レノンとポール・マッカートニーがまだ10代の頃に書いた楽曲です。
ポールが中心となって作曲し、ジョンのハーモニカが加わることで、より個性的なサウンドに仕上がりました。

十代のころに、この作詞と作曲力…。
やはり天才2人です!
3種類のレコーディングバージョンが存在
この曲には、異なるドラマーによる3つのバージョンが存在します。
最初のバージョンではピート・ベストがドラムを演奏し、その後、リンゴ・スターが参加。
しかし、最終的なシングル版はスタジオミュージシャンのアンディ・ホワイトがドラムを担当しました。
ハーモニカが印象的な理由
「Love Me Do」の特徴的なハーモニカのリフは、ジョン・レノンがインスピレーションを受けたアメリカのブルース・ミュージシャンの影響が大きいです。
このサウンドが、楽曲にブルージーな雰囲気を加え、独特な魅力を生み出しています。
「Love Me Do」は、ビートルズのキャリアを象徴する楽曲のひとつです。
デビューシングルとして、バンドのサウンドとスタイルを世に知らしめる重要な役割を果たしました。
このシンプルながらも心に残る楽曲を、ぜひ改めて聴いてみてください!