ビートルズ「ヒア・カムズ・ザ・サン(Here Comes The Sun)」の歌詞を和訳!曲の意味も解説!【The Beatles】

The Beatles(ビートルズ)歌詞-和訳-here comes the sun

ビートルズマニアのジョン太郎です。

「Here Comes The Sun」は、ビートルズのメンバーであるジョージ・ハリスンが作詞・作曲した名曲です。

明るく希望に満ちたメロディーと、長い冬の終わりを告げるポジティブな歌詞が特徴で、多くのファンに愛されています。

アルバム『Abbey Road』に収録され、今なお世界中で親しまれ続けています。

ジョン太郎

本記事では、ヒア・カムズ・ザ・サンの作詞・作曲の背景や歌詞の意味、興味深い豆知識などを詳しく解説していきます。

目次

ビートルズ「Here Comes The Sun」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について

The Beatles-ビートルズ・歌詞の意味・和訳・日本語訳 (21)

「Here Comes The Sun」は、ビートルズのメンバーであるジョージ・ハリスンが作詞・作曲を手掛けた楽曲です。

彼がビートルズ在籍時に書いた代表曲のひとつで、1969年に発売されたアルバム『Abbey Road』に収録されています。

ボーカルもジョージ・ハリスンが担当し、温かみのある歌声が特徴的です。

演奏面では、ジョージがアコースティックギターを弾き、ポール・マッカートニーがベース、リンゴ・スターがドラムを担当しています。

一方で、ジョン・レノンはこの曲のレコーディングには参加していませんでした。

ジョン太郎

ジョンはこのとき、自動車事故による負傷で参加できなかったらしいです…。

Here Comes The Sunの英語歌詞を和訳・日本語訳

それでは、さっそくビートルズ「Here Comes The Sun」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。

音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。

下記でHere Comes The Sunの歌詞を和訳しています。

Here comes the sun
ほら、太陽が顔を出すよ
Doo doo doo doo
ドゥドゥドゥドゥ
Here comes the sun and I say
太陽が昇るよ、だからね
It’s alright
もう大丈夫さ

Little darling, it’s been a long, cold, lonely winter
ねえダーリン、本当に長くて寒くて寂しい冬だったね
Little darling, it feels like years since it’s been here
ねえダーリン、太陽が戻るのをどれだけ待ったことか

Here comes the sun
ほら、太陽が顔を出すよ
Doo doo doo doo
ドゥドゥドゥドゥ
Here comes the sun and I say
太陽が昇るよ、だからね
It’s alright
もう大丈夫さ

Little darling, the smiles returning to the faces
ねえ、みんなの顔に笑顔が戻ってきたよ
Little darling, it seems like years since it’s been here
ねえ、こんな光景をどれだけ待ったことか

Here comes the sun
ほら、太陽が顔を出すよ
Doo doo doo doo
ドゥドゥドゥドゥ
Here comes the sun and I say
太陽が昇るよ、だからね
It’s alright
もう大丈夫さ

Sun, sun, sun
太陽が、太陽が、太陽が
Here it comes×5
ほら、やってくるよ(×5)

Little darling, I feel that ice is slowly melting
ねえ、氷が少しずつ溶けていくのを感じるよ
Little darling, it seems like years since it’s been clear
ねえ、こんな澄んだ空をどれだけ待ったことか

Here comes the sun
ほら、太陽が顔を出すよ
Doo doo doo doo
ドゥドゥドゥドゥ
Here comes the sun and I say
太陽が昇るよ、だからね
It’s alright
もう大丈夫さ

Here comes the sun
ほら、太陽が顔を出すよ
Doo doo doo doo
ドゥドゥドゥドゥ
Here comes the sun
太陽が昇るよ
It’s alright
もう大丈夫さ

It’s alright
もう、大丈夫さ

※歌詞に出てくるリトル・ダーリン(Little Darling)とは、恋人や家族など、特別な人に対して使う言葉。「小さな愛しい人」とも訳せます。

「Here Comes The Sun」の歌詞の意味

「Here Comes The Sun」は、長く続いた冬が終わり、ようやく暖かい春の訪れを喜ぶ内容の歌詞になっています。

これは比喩的な表現で、厳しい時期を乗り越え、明るい未来が訪れるというポジティブなメッセージが込められています。

実際にジョージ・ハリスンは、ビートルズのビジネス的な問題やプレッシャーに疲れ、友人であるエリック・クラプトンの庭でこの曲を書いたと言われています。

そのため、「太陽が出てきた(Here Comes The Sun)」という歌詞には、彼の気持ちが晴れやかになった瞬間が反映されているのです。

「Here Comes The Sun」の作曲秘話・豆知識

The Beatles-ビートルズ・歌詞の意味・和訳・日本語訳

ここでは、ヒア・カムズ・ザ・サンの作曲秘話や豆知識を紹介します。

ジョージ・ハリスンが単独で作った名曲

「Here Comes The Sun」は、ビートルズの中でもジョージ・ハリスンが単独で作曲した数少ない楽曲のひとつです。

ビートルズといえば、ジョン・レノンとポール・マッカートニーのソングライティング・コンビが有名ですが、ジョージも後期になるにつれて多くの名曲を生み出しました。

ジョン太郎

ビートルズ後期のジョージは、ジョンやポールにも負けない名曲を連発しています!

エリック・クラプトンの家で誕生

この曲は、ジョージがビートルズのビジネスミーティングを避けるために、親友のエリック・クラプトンの家を訪れた際に生まれました。

春の訪れを感じながらギターを弾いているうちに、自然とこの曲ができたといいます。

楽曲のリズム構成や使われていた楽器

「Here Comes The Sun」は、一般的なポップソングと異なり、7/8拍子などの変則的なリズムが使用されています。

これにより、独特な浮遊感と心地よい流れが生まれています。

また、Here Comes The Sunでは、当時としては珍しい「モーグ・シンセサイザー」が使われました。

これはアルバム『Abbey Road』で導入された新しい試みで、曲に幻想的な響きを加えています。

ビートルズの中でも人気が高い曲

「Here Comes The Sun」は、ビートルズの楽曲の中でも特に人気が高く、Spotifyなどのストリーミングサービスでは最も再生回数が多い曲のひとつとなっています。

その明るく前向きなメッセージが、多くのファンに愛され続けています。

海外ではコロナ渦をきっかけにSNSで人気再熱

2020年の新型コロナウイルスのパンデミック中、「Here Comes The Sun」は海外のSNSで再び注目を集めました。

長引くロックダウンや不安な状況の中、この曲のポジティブなメッセージが多くの人々の心を癒し、希望を与えたのです。

特に、医療従事者を励ます動画や、自宅で演奏する人々の投稿が増え、TikTokやInstagramなどでバイラルヒットとなりました。

こうした現象により、若い世代にもこの名曲が広まり、改めてビートルズの楽曲の普遍性が証明されました。

ジョン太郎

リリースから何十年後、またこうして人気再熱するHere Comes The Sun、すごすぎです!


「Here Comes The Sun」は、ジョージ・ハリスンの才能が光る楽曲であり、聴く人の心を温かくする名曲です。

ビートルズの楽曲の中でも特に親しみやすい一曲なので、ぜひ歌詞の意味を感じながら聴いてみてください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

当サイト「The Beatles note」の管理人です。幼い頃にビートルズを知り、そこから20年以上のビートルズファンです。ビートルズが好きすぎて、ビートルズの故郷であるイギリス・リバプールに行くほどのビートルズマニア。

目次