ビートルズマニアのジョン太郎です。
ジョン太郎本記事では、「ブラックバード」の歌詞の意味や作曲秘話などについて、徹底解説していきます！
ビートルズの楽曲「Blackbird」は、美しいアコースティックギターと詩的な歌詞が特徴の名曲です。
ポール・マッカートニーが単独で演奏・歌唱し、公民権運動に影響を受けた背景を持つこの曲には、自由と希望のメッセージが込められています。
それでは、さっそくBlackbirdの歌詞の日本語訳や意味をチェックしていきましょう。
ビートルズ「Blackbird」は誰が作詞・作曲？ボーカルや演者について
「Blackbird（ブラックバード）」は、ビートルズのアルバム『The Beatles』（通称『ホワイト・アルバム』）に収録された楽曲です。
この曲はポール・マッカートニーが作詞・作曲し、彼が単独で演奏・歌唱を担当しています。
レコーディングにはジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターは参加していません。
ポールがアコースティックギターを弾きながら歌うシンプルな構成ですが、その洗練されたメロディと詩的な歌詞が多くのファンを魅了しています。
Blackbirdの英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「Blackbird（ブラックバード）」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でBlackbirdの歌詞を和訳しています。
Blackbird singing in the dead of night,
真夜中に黒い鳥が歌っている
Take these broken wings and learn to fly.
壊れた翼を広げて 飛ぶことを覚えるんだ
All your life,
君の人生ずっと
You were only waiting for the moment to arise.
この瞬間が来るのを ただ待っていたんだ
Blackbird singing in the dead of night,
真夜中に黒い鳥が歌っている
Take these sunken eyes and learn to see.
くぼんだ瞳で 見ることを覚えるんだ
All your life,
君の人生ずっと
You were only waiting for the moment to be free.
自由になれる瞬間を ただ待っていたんだ
Black bird fly, black bird fly
飛べ 黒い鳥よ 飛べ
Into the light of the dark black night.
漆黒の夜の光へ向かって
Black bird fly, black bird fly
飛べ 黒い鳥よ 飛べ
Into the light of the dark black night.
漆黒の夜の光へ向かって
Blackbird singing in the dead of night
真夜中に黒い鳥が歌っている
Take these broken wings and learn to fly.
壊れた翼を広げて 飛ぶことを覚えるんだ
All your life
君の人生ずっと
You were only waiting for this moment to arise
この瞬間が来るのを ただ待っていたんだ
You were only waiting for this moment to arise
この瞬間が来るのを ただ待っていたんだ
You were only waiting for this moment to arise
この瞬間が来るのを ただ待っていたんだ
「Blackbird」の歌詞の意味
「Blackbird」というタイトルは直訳すると「クロウタドリ（ツグミの一種）」ですが、この曲には深いメッセージが込められています。
ポール・マッカートニーによると、「Blackbird」は当時のアメリカにおける公民権運動にインスピレーションを受けて書かれた曲です。
1960年代、アメリカでは黒人の公民権を求める運動が活発化していました。
ポールはその状況を知り、特に黒人女性たちの苦境を思いながらこの曲を作ったと語っています。
「Blackbird」はただの鳥ではなく、「黒人女性（Black bird）」を象徴しているとも言われています。
歌詞には「夜の暗闇の中で羽ばたくんだ（Take these broken wings and learn to fly）」といったフレーズが登場し、困難を乗り越えて自由を掴もうとするメッセージが込められています。
この曲は希望と勇気を与える楽曲として、多くの人々に愛されています。
「Blackbird」の作曲秘話・豆知識
ここでは、ブラックバードの作曲秘話や豆知識などを紹介します。
クラシック音楽からの影響
ポール・マッカートニーは「Blackbird」のギター演奏について、バッハの「ブーレ」（リュート組曲第5番）から影響を受けたと語っています。
ポールは子供の頃からこのバロック音楽を練習しており、それを基に独自のアレンジを加えて作曲しました。
実際の鳥の鳴き声が録音されている
「Blackbird」には、実際のクロウタドリの鳴き声が収録されています。
これはスタジオ録音ではなく、アビイ・ロード・スタジオのサウンドエンジニアが録音した環境音を取り入れたものです。
自然の音が加わることで、楽曲の静寂な雰囲気がより引き立てられています。
ジョン太郎本物の鳥の鳴き声、癒されますよね～
ポールが人種差別に悩む少女のために演奏
ポール・マッカートニーは、アメリカ公民権運動に影響を受けてこの曲を作りましたが、その後も公民権問題に関心を持ち続けていました。
2016年のライブでは、当時人種差別に苦しんでいた黒人の少女に向けて「Blackbird」を演奏したというエピソードもあります。
ビヨンセが「Blackbird」をカバー
2024年、世界的なポップスターであるビヨンセがアルバム『カウボーイ・カーター』にて「Blackbird」をカバーし、大きな話題となりました。
彼女のカバーは、原曲の持つメッセージ性を受け継ぎながら、新たな解釈を加えた感動的なものとなっています。
ビヨンセはこの曲を通じて、公民権運動の精神を今の時代に伝え続けています。
ジョン太郎ビヨンセのBlackbirdカバーも、またこれ良いんです！！
＼Beyonceのカバー／
ポールがBlackbirdに込めたメッセージも踏まえて、ぜひこの曲を楽しんでください！
＼ビートルズの歌詞を全和訳しています／
