ビートルズ「All My Loving（オール・マイ・ラヴィング）」の歌詞を和訳！曲の意味や作曲秘話も解説！【The Beatles】

ビートルズマニアのジョン太郎です。

ビートルズの名曲「All My Loving（オール・マイ・ラヴィング）」は、ポール・マッカートニーが作詞・作曲し、1963年にリリースされました。

この曲は、恋人と離れ離れになってしまう切なさと、変わらぬ愛を誓う気持ちが込められています。

ジョン太郎

今回は「All My Loving」の歌詞を和訳し、その意味や作曲の裏話について詳しく解説します！

ビートルズ「All My Loving」は誰が作詞・作曲？ボーカルや演者について

「All My Loving」は、ポール・マッカートニーが作詞・作曲を担当しました。

ビートルズの楽曲の多くは「レノン＝マッカートニー」の名義ですが、この曲は実質的にポール単独の作品です。

ボーカルもポールが担当し、軽快なリズムと甘いメロディが印象的なナンバーとなっています。

演奏については、ジョン・レノンがリズムギターを弾きながら8分音符のカッティングを続ける独特な奏法を披露し、ジョージ・ハリスンは流れるようなギターソロを奏でています。

また、リンゴ・スターのシャッフルリズムのドラムも曲に勢いを与えています。

“All My Loving”の英語歌詞を和訳・日本語訳

それでは、さっそくビートルズ「All My Loving」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。

音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。

下記でAll My Lovingの歌詞を和訳しています。

「All My Loving」の歌詞の意味

「All My Loving」は、遠距離恋愛をテーマにした楽曲です。

歌詞には「君のことを想いながら、手紙を書き続けるよ」といったフレーズが登場し、愛する人と離れ離れになっても気持ちは変わらないという誓いが込められています。

ポール・マッカートニーは、この歌詞を最初に詩として書き、その後メロディをつけたと語っています。

通常、彼はメロディを先に作ることが多かったため、この曲の制作過程は珍しいものでした。

また、彼の当時の恋人であるジェーン・アッシャーとの関係が歌詞に影響を与えたとも言われています。

「All My Loving」の作曲秘話・豆知識

ここでは、オール・マイ・ラヴィングの豆知識や作曲秘話について紹介します。

ポールが歌詞を先に書いた珍しい曲

ポール・マッカートニーは通常、メロディを先に作るスタイルでしたが、「All My Loving」は例外でした。

ツアー中のバスの中で、突然歌詞が浮かび、すぐにノートに書き留めたそうです。

ジョンのリズムギターが特徴的

この曲のリズムギターは、ジョン・レノンが8分音符を均等に刻む特殊なカッティングを行っています。

この奏法が曲に独特のドライブ感を生み出し、シンプルながらも印象的なアレンジになっています。

ビートルズのライブ定番曲

「All My Loving」は、ビートルズのライブでも頻繁に演奏されていました。

特に、1964年のエド・サリバン・ショーで披露された演奏は、ビートルズがアメリカで大ブレイクするきっかけとなりました。

カバーされた名曲

この曲は多くのアーティストによってカバーされており、特にジャズやポップスの分野で人気があります。

エイミー・ワインハウスやダイアナ・クラールなども、この曲を独自の解釈で歌っています。

初めてダブルトラッキングを導入した曲のひとつ

「All My Loving」では、ポールのボーカルにダブルトラッキング（同じパートを二度録音して重ねる技術）が使用されました。

これにより、より厚みのあるサウンドが生まれ、ポールの歌声がより力強く聞こえます。

「All My Loving」は、ビートルズの初期の代表作として、今でも多くのファンに愛され続けています。

シンプルながらも心に残るメロディと、切ない歌詞が魅力のこの曲を、ぜひ改めて聴いてみてください！