ビートルズマニアのジョン太郎です。
ビートルズの「I Feel Fine(アイ・フィール・ファイン)」は、1964年にリリースされたシングルで、ジョン・レノンが作詞・作曲を担当した楽曲です。
特徴的なギターのフィードバック音が印象的で、ロック史において革新的な作品として知られています。
シンプルな歌詞ながらも、恋に落ちた喜びを明るく表現したこの曲は、世界中のファンに愛され続けています。

本記事では、「I Feel Fine」の作詞・作曲や楽曲の意味、豆知識について詳しく解説していきます!
ビートルズ「I Feel Fine」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について
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「I Feel Fine」は、1964年にリリースされたビートルズのシングル曲で、ジョン・レノンが作詞・作曲を主導しました。
ただし、ビートルズの楽曲の多くと同様に、公式にはレノン=マッカートニーの名義でクレジットされています。
ボーカルはジョン・レノンが務め、彼のエネルギッシュな歌声が楽曲の明るい雰囲気を引き立てています。
この曲では、ジョージ・ハリスンがリードギターを担当し、ポール・マッカートニーがベース、リンゴ・スターがドラムを演奏しています。
特徴的なのは、ギターのフィードバックを意図的に使用したことです。

これはロック音楽史上、最も早いフィードバックの使用例のひとつとして知られています!
“I Feel Fine”の英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「I Feel Fine(アイ・フィール・ファイン)」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でI Feel Fineの歌詞を和訳しています。
Baby’s good to me you know,
君は僕に優しくしてくれるんだ
She’s happy as can be you know,
最高に幸せそうなんだ
She said so.
彼女がそう言ってたよ
I’m in love with her and I feel fine.
僕は彼女に夢中さ、最高の気分さ
Baby says she’s mine you know,
彼女は僕のものだって言ってくれる
She tells me all the time you know,
いつもそう言ってくれるんだ
She said so.
彼女がそう言ってたよ
I’m in love with her and I feel fine.
僕は彼女に夢中さ、最高の気分さ
I’m so glad she’s telling all the world,
彼女がみんなに言いふらしてるのが嬉しいよ
That her baby buys her things you know.
僕がプレゼントを贈るってね
He buys her diamond rings you know,
ダイヤの指輪まで買ってあげるってさ
She said so.
彼女がそう言ってたよ
She’s in love with me and I feel fine.
彼女は僕に夢中さ、最高の気分さ
Baby says she’s mine you know,
彼女は僕のものだって言ってくれる
She tells me all the time you know,
いつもそう言ってくれるんだ
She said so.
彼女がそう言ってたよ
I’m in love with her and I feel fine.
僕は彼女に夢中さ、最高の気分さ
I’m so glad that she’s my little girl.
彼女が僕の大切な人で、本当に嬉しい
She’s so glad she’s telling all the world
彼女も幸せで、みんなに言いふらしてる
That her baby buys her things you know,
僕がプレゼントを贈るってね
He buys her diamond rings you know,
ダイヤの指輪まで買ってあげるってさ
She said so.
彼女がそう言ってたよ
She’s in love with me and I feel fine.
彼女は僕に夢中さ、最高の気分さ
「I Feel Fine」の歌詞の意味

「I Feel Fine」は、恋に落ちた男性の幸せな気持ちをストレートに表現した楽曲です。
歌詞では、彼女が優しくしてくれることに喜びを感じ、「僕は最高の気分さ(I Feel Fine)」と繰り返し歌われます。
ビートルズの楽曲には、恋愛の喜びや悲しみをテーマにしたものが多いですが、この曲は特にポジティブな感情に満ちた作品です。
また、楽曲のリズムやメロディーも、歌詞の明るい内容を強調する要素となっています。
軽快なビートとシンプルな歌詞の組み合わせにより、聴く人を自然と元気づける曲になっています。
「I Feel Fine」の作曲秘話・豆知識
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ここでは「I Feel Fine」の豆知識や作曲秘話をご紹介します。
フィードバックを初めて意図的に使用したロック曲
「I Feel Fine」は、ギターのフィードバック(アンプから出る音を拾い、それを増幅して発生する音響効果)を意図的に使用した最初のロック曲のひとつです。
レコーディング中、ジョン・レノンのギターが偶然フィードバックを発生させ、それを面白いと感じたビートルズのメンバーは楽曲のイントロに取り入れることを決めました。
レコーディングの秘密
この曲は1964年10月にアビー・ロード・スタジオでレコーディングされました。
ジョン・レノンはギブソンJ-160Eのアコースティックギターを使用し、それをアンプにつないで独特の響きを生み出しました。
また、ジョージ・マーティンのプロデュースによって、シンプルながらも革新的なサウンドが完成しました。
ビートルズのサウンドの進化を示す楽曲
「I Feel Fine」は、ビートルズが初期のシンプルなロックンロールから、より実験的なサウンドへと移行し始めたことを示す楽曲のひとつです。
フィードバックの使用だけでなく、ファンキーなリズムや洗練されたコーラスワークも、後の作品に影響を与えています。
ビートルズのツアーでも人気の楽曲
この曲はビートルズのライブセットリストにも頻繁に登場しました。
特に1965年のアメリカツアーでは、観客の熱狂的な反応を引き出す定番曲となっていました。
ジョン・レノンのパフォーマンスも楽しげで、バンドのエネルギーが伝わる楽曲でした。
シングルとして大ヒット
「I Feel Fine」は、イギリスとアメリカを含む多くの国でシングルとしてリリースされ、大ヒットを記録しました。
全英チャートでは5週連続で1位を獲得し、アメリカのビルボードチャートでも1位を達成。
ビートルズの勢いをさらに加速させた楽曲のひとつです。
「I Feel Fine」は、シンプルながらも革新的な要素を取り入れたビートルズの代表曲のひとつです。
フィードバックの導入やキャッチーなメロディーが魅力のこの曲は、今も多くのファンに愛され続けています。