ビートルズマニアのジョン太郎です。
ビートルズの「Can’t Buy Me Love(キャント・バイ・ミー・ラヴ)」は、1964年にリリースされた大ヒット曲です。
ビートルズ初期の時代を代表する楽曲で、誰もが1度は聴いたことあるのではないでしょうか。
この楽曲は、物質的なものではなく、本当の愛こそが大切であるというメッセージを持っています。

今回は、「Can’t Buy Me Love」の歌詞を和訳し、その意味や背景について詳しく解説します!
ビートルズ「Can’t Buy Me Love」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について
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「Can’t Buy Me Love」は、ポール・マッカートニーが作詞・作曲した楽曲です。
レノン=マッカートニーの名義でクレジットされていますが、実際にはポールが単独で制作しました。
この曲でリードボーカルを務めたのもポール・マッカートニーです。
ジョン・レノンとジョージ・ハリスンはコーラスを担当し、リンゴ・スターはドラムを演奏しました。
録音はパリのパテ・マルコーニ・スタジオで行われ、ビートルズにとって初めて英国以外で録音された楽曲のひとつとなりました。
「Can’t Buy Me Love」の英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「Can’t Buy Me Love(キャント・バイ・ミー・ラヴ)」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でCan’t Buy Me Loveの歌詞を和訳しています。
It’s been a hard day’s night,
長くてキツい一日だったよ
And I’ve been working like a dog.
まるで犬みたいに働きづめさ
It’s been a hard day’s night,
本当にハードな一日だった
I should be sleeping like a log.
倒れ込むように眠りたいくらいさ
But when I get home to you,
でも君のもとに帰れば
I find the things that you do
君のしてくれることすべてが
Will make me feel alright.
僕を最高の気分にしてくれるんだ
You know I work all day,
僕は一日中働いてる
To get you money to buy you things.
君にいろんなものを買ってあげるためにね
And it’s worth it just to hear you say,
でも君のひと言を聞くだけで報われるんだ
You’re gonna give me everything.
「あなたにすべてを捧げるわ」ってね
So why on earth should I moan,
だから不満なんて言うわけないさ
‘Cause when I get you alone,
だって二人きりになれば
You know I feel okay.
僕は幸せな気分になれるんだから
When I’m home
家に帰れば
Everything seems to be right.
何もかもがうまくいく気がするんだ
When I’m home,
家に帰って
Feeling you holding me tight, tight, yeah.
君がぎゅっと抱きしめてくれるのを感じれば
It’s been a hard day’s night,
長くてつらい一日だったけど
And I’ve been working like a dog.
くたくたになるまで働いたけど
It’s been a hard day’s night,
本当にしんどい日だったけど
I should be sleeping like a log.
ぐっすり眠りたいくらいだけど
But when I get home to you,
でも君のもとに帰れば
I find the things that you do
君のしてくれることすべてが
Will make me feel alright.
僕を最高に幸せにしてくれるんだ
So why on earth should I moan,
だから愚痴なんて言うわけないさ
‘Cause when I get you alone,
だって二人きりになれたら
You know I feel okay.
僕は満たされるんだから
When I’m home
家に帰れば
Everything seems to be right.
何もかもうまくいく気がする
When I’m home,
家に帰って
Feeling you holding me tight, tight, yeah.
君がぎゅっと抱きしめてくれるのを感じれば
It’s been a hard day’s night,
長くてつらい一日だったけど
And I’ve been working like a dog.
くたくたになるまで働いたけど
It’s been a hard day’s night,
本当にしんどい日だったけど
I should be sleeping like a log.
ぐっすり眠りたいくらいだけど
But when I get home to you,
でも君のもとに帰れば
I find the things that you do
君のしてくれることすべてが
Will make me feel alright
僕を最高に幸せにしてくれるんだ
「Can’t Buy Me Love」の歌詞の意味
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この楽曲は、「お金では愛を買うことはできない」というシンプルかつ普遍的なテーマを持っています。
当時、ビートルズは世界的な人気を博し、多くの富を得ていましたが、それでも真の愛や幸福は金銭では得られないというメッセージを込めています。
歌詞の中では「君が望むものは何でも買ってあげるよ」と歌われていますが、それは物質的なものであり、本当に大切なのは愛情であることを強調しています。
このメッセージは、現代においても共感できるものとなっています。
「Can’t Buy Me Love」の作曲秘話・豆知識
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最後に、Can’t Buy Me Loveの作曲秘話・豆知識を紹介します。
ポールが単独で制作した
「Can’t Buy Me Love」は、ジョン・レノンの影響を受けることなく、ポール・マッカートニーが単独で作曲しました。
ビートルズの楽曲の多くはレノン=マッカートニーの名義で発表されていますが、実際には単独で作られたものも多いのです。
フランスで録音された
この曲は、1964年1月にフランスのパリで録音されました。
ビートルズはこの時、フランス公演のためにパリを訪れており、滞在中にレコーディングを行いました。
英国以外で録音された数少ない曲のひとつです。
レコーディング時のアレンジ変更
当初のアレンジでは、コーラス部分が異なっていたといわれています。
しかし、最終的にはシンプルでストレートなロックンロール調のアレンジに落ち着きました。
その結果、シンプルながらもキャッチーな楽曲として完成しました。
「Can’t Buy Me Love」は、ビートルズの代表曲のひとつとして今でも多くの人に愛され続けています。
この曲を通じて、お金では手に入らない本当の愛の大切さを改めて感じてみてはいかがでしょうか?