ビートルズ「Come Together」の歌詞を和訳・日本語訳!曲の意味も解説!【The Beatles】

ビートルズ(The Beatles)-歌詞の和訳・日本語訳 (Come Together-カム・トゥゲザー)ビートルズ(The Beatles)-歌詞の和訳・日本語訳 (Come Together-カム・トゥゲザー)

ビートルズマニアのジョン太郎です。

ビートルズの「Come Together(カム・トゥゲザー)」は、アルバム『Abbey Road』のオープニングを飾る名曲です。

ジョン・レノンが作詞・作曲し、独特なリズムと謎めいた歌詞が特徴です。この曲の歌詞にはどんな意味が込められているのでしょうか?

ジョン太郎

今回は、「Come Together」の和訳や歌詞の背景について詳しく解説します。

目次

ビートルズ「Come Together」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について

The beatles-日本語訳・和訳-歌詞の意味(ビートルズ)

「Come Together」は、ジョン・レノンが作詞・作曲した楽曲です。

ただし、ビートルズの楽曲としてクレジットは「レノン=マッカートニー」名義になっています。

ジョン太郎

のちにポールが「メロディは自分がアレンジを提案した」と言っていますね。ポールもこの曲の制作に協力してくれています!

この曲では、ジョン・レノンがリード・ボーカルを務め、ポール・マッカートニーがベースを担当。

リンゴ・スターのドラムと、ジョージ・ハリスンのギターが特徴的なグルーヴを生み出し、ビートルズならではのサウンドに仕上がっています。

ジョン太郎

ジョン自身もこの曲はお気に入りだったそうで、もちろん、ぼくもこの曲は大好きです!

“Come Together”の英語歌詞を和訳・日本語訳

それでは、さっそくビートルズ「Come Together(カム・トゥゲザー)」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。

音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。

下記でCome Togetherの歌詞を和訳しています。

Here come old flat top.

ほら、あの平たい頭の男がやってくる。

He come grooving up slowly.

ゆっくりとリズムに乗って近づいてくる。

He got joo joo eyeball.

不思議な目つきをしている。

He one holy roller.

熱狂的な信者みたいなやつさ。

He got hair down to his knee.

膝まで届く長い髪をなびかせて。

Got to be a joker he just do what you please.

きっと道化師さ、気ままに生きてるんだ。

He wear no shoe shine.

靴なんて磨かない。

He got toe jam football.

足の指にべったり、でもサッカー好き。

He got monkey finger.

器用な指を持ってるんだ。

He shoot Coca-Cola.

コーラをグイッと飲み干す。

He say I know you, you know me.

「お前のことは知ってるぜ、お前も俺を知ってるだろ?」

One thing I can tell you is you got to be free.

ひとつ言えるのは「自由になれ」ってことさ。

Come together right now over me.

さあ、今すぐ俺のもとに集まれ!

He bag production.

彼はバッグの活動家

He got walrus gumboot.

セイウチみたいなゴム長靴を履いて。

He got Ono sideboard.

「オノ(Yoko Ono)」を隣に乗せて

He one spinal cracker.

背骨をけがさせちまった

He got feet down below his knee.

膝下にしっかり足を踏ん張って。

Hold you in his armchair you can feel his disease.

ソファに座れば、彼の狂気が伝わってくる。

Come together right now over me.

さあ、今すぐ俺のもとに集まれ!

He roller coaster.

彼はジェットコースターみたいなやつさ。

He got early warning.

何かを察知するのが早い。

He got Muddy Water.

マディ・ウォーターズ(ブルースの巨匠)も知ってる。

He one Mojo filter.

魔術のフィルターを持ってるらしい。

He say. “One and one and one is three.”

「1たす1たす1は3だろ?」ってさ。

Got to be good looking ’cause he so hard to see.

見た目はイカしてるはずさ、だってつかみどころがないんだ。

Come together right now over me.

さあ、今すぐ俺のもとに集まれ!

Come together.

集まろうぜ!

「Come Together」の歌詞の意味

The beatles-日本語訳・和訳-歌詞の意味(ビートルズ)

「Come Together」の歌詞は、非常に抽象的で意味がわかりにくい部分が多いです。

しかし、もともとはアメリカの政治活動家ティモシー・リアリーの選挙キャンペーンのスローガンとして書かれたもので、「団結しよう」というメッセージが込められています。

歌詞にはさまざまな謎めいた表現が散りばめられていますが、多くの解釈の中で有力なのが「ビートルズのメンバーを表現したもの」という説です。

例えば、「he got monkey finger(彼の指は猿みたい)」はジョージ・ハリスンのスライドギターを指しているとも言われています。

また、曲全体の雰囲気からは、60年代後半のカウンターカルチャーや反体制的なムードも感じられます。

ジョン太郎

ジョン・レノンらしい挑戦的かつメッセージ性の強い楽曲だと言えるでしょう!

「Come Together」の作曲秘話・豆知識

The beatles-日本語訳・和訳-歌詞の意味(ビートルズ)

最後に、Come Togetherの作曲秘話・豆知識を紹介します。

もともとはティモシー・リアリーのために作られた曲

「Come Together」は、アメリカの心理学者であり、LSDの支持者でもあったティモシー・リアリーがカリフォルニア州知事選に出馬する際のキャンペーンソングとして作られました。

しかし、リアリーが刑務所に入ったことで選挙戦が中止となり、この曲はビートルズの作品として完成されることになったのです。

ポール・マッカートニーのベースが超重要!

この曲の最大の特徴は、ポール・マッカートニーによる印象的なベースラインです。

シンプルでありながらグルーヴ感があり、曲全体を引っ張る役割を果たしています。

ジョン・レノンが生み出した独特なメロディと、ポールのリズミカルなベースラインの組み合わせが「Come Together」の魅力のひとつです。

ジョン太郎

この時期のポールのベースはどれも神がかってます!

レノン自身が盗作を認めた!?

「Come Together」は、チャック・ベリーの「You Can’t Catch Me」から影響を受けたことが指摘され、訴訟問題に発展しました。

ジョン・レノンはこれを認め、和解のためにモリス・レヴィ(「You Can’t Catch Me」の権利者)の楽曲をソロ活動でカバーすることになりました。

結果として、アルバム『Rock ‘n’ Roll』(1975年)にカバー曲が収録されることになったのです。

「Come Together」はビートルズの楽曲の中でも特にユニークで、ミステリアスな雰囲気を持つ名曲です。

聴けば聴くほどその魅力が深まるので、ぜひ歌詞の意味を考えながら楽しんでみてください!

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この記事を書いた人

当サイト「The Beatles note」の管理人です。幼い頃にビートルズを知り、そこから20年以上のビートルズファンです。ビートルズが好きすぎて、ビートルズの故郷であるイギリス・リバプールに行くほどのビートルズマニア。

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