ビートルズマニアのジョン太郎です。
ビートルズの名曲「Something(サムシング)」は、ジョージ・ハリスンが作詞・作曲した美しいラブソングです。
ポール・マッカートニーやジョン・レノンが多くの楽曲を手がける中で、ジョージが作ったこの曲は、ビートルズの中でも特に評価の高いバラードのひとつとして知られています。

今回は、「Something」の歌詞の意味や和訳、さらには制作秘話まで詳しく解説していきます。
ビートルズ「Something」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について

「Something」は、ビートルズのリードギタリストであるジョージ・ハリスンが作詞・作曲しました。
ビートルズのアルバム『Abbey Road』(1969年)に収録されており、シングルカットもされた名曲です。
ボーカルもジョージ・ハリスンが担当しており、彼の繊細な歌声が美しく響きます。
ベースはポール・マッカートニー、ドラムはリンゴ・スター、そしてジョン・レノンもリズムギターで参加しました。
この曲は、ビートルズの中でも特に評価の高いラブソングで、後にフランク・シナトラが「史上最高のラブソング」と絶賛したことでも知られています。

当ブログ管理人のぼくも、この曲はめちゃくちゃ大好きです!
ビートルズ「Something」の英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「Something(サムシング)」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でSomethingの歌詞を和訳しています。
Something in the way she moves
彼女の仕草には 何か特別なものがある
Attracts me like no other lover,
他の誰とも違う そんな魅力に引き寄せられる
Something in the way she woos me.
彼女の愛し方には 何か不思議な力がある
I don’t want to leave her now,
今は 彼女のそばを離れたくない
You know I believe and how.
本当に そう思っているんだ
Somewhere in her smile she knows
彼女の微笑みの中に それをわかっている何かがある
That I don’t need no other lover.
僕には もう他の誰も必要ないってことを
Something in her style that shows me.
彼女の佇まいが それを教えてくれる
I don’t want to leave her now,
今は 彼女のそばを離れたくない
You know I believe and how.
本当に そう思っているんだ
You’re asking me will my love grow,
僕の愛は これからもっと深まるのかって?
I don’t know, I don’t know.
わからないよ どうなるかなんて
You stick around now it may show,
そばにいてくれたら そのうち答えが見えるかも
I don’t know, I don’t know.
わからないよ でも そうなるかもしれない
Something in the way she knows
彼女の心には 何か特別なものがある
And all I have to do is think of her,
僕はただ 彼女のことを想うだけでいい
Something in the things she shows me.
彼女が見せてくれる ささやかな仕草がすべて
I don’t want to leave her now,
今は 彼女のそばを離れたくない
You know I believe and how.
本当に そう思っているんだ
「Something」の歌詞の意味
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「Something」の歌詞は、ジョージ・ハリスンが当時の妻であるパティ・ボイドに向けて書いたラブソングと言われています。
歌詞には、愛する人への深い想いと、その感情を言葉では表現しきれないもどかしさが込められています。
特に、「Something in the way she moves(彼女の仕草の何かが)」というフレーズは、恋人の魅力をうまく説明できないほど、強く惹かれていることを表現しているのです。
この言葉には、「理由なんてわからないけれど、とにかく彼女に夢中だ」という純粋な愛が感じられます。
しかし、歌詞の後半には「You’re asking me will my love grow?(僕の愛が育つかって君は聞くけど)」という少し不安げなフレーズもあります。
これは、「愛は永遠に続くのか?」という疑問を投げかけているとも解釈できます。
つまり、ただのラブソングではなく、愛の美しさと儚さの両方が表現された奥深い曲なのです。

メロディだけではなく歌詞にも引き込まれる”何か”がありますよねぇ
「Something」の作曲秘話・豆知識
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最後に、Somethingの作曲秘話・豆知識を紹介します。
フレーズの元ネタは他の曲?
「Something in the way she moves(彼女の仕草の何かが)」という歌詞は、ジョージ・ハリスンが敬愛していたジェームス・テイラーの楽曲「Something in the Way She Moves」から影響を受けたと言われています。
ただし、ジョージ自身は「意識したわけではない」と語っています。
ジョン・レノンも絶賛!
ジョン・レノンは、「Something」を「ジョージの最高傑作」と称賛しました。
彼は普段あまり他のメンバーの曲を褒めることがなかったため、この発言はとても貴重なものです。

ジョンは本当に素晴らしいものしか評価しなかったと言います。
ちなみに、ビートルズのプロデューサーであるジョージ・マーティンもサムシングはジョージの最高傑作と言っていたようです。
ビートルズで最もカバーされた曲の一つ
「Something」は、ビートルズの曲の中でも特に多くのアーティストにカバーされています。
エルヴィス・プレスリー、フランク・シナトラ、エリック・クラプトンなど、さまざまなアーティストがこの曲を歌っています。
「Something」は、ジョージ・ハリスンの才能が光る名曲であり、今もなお多くの人に愛され続けています。
ぜひ、歌詞の意味を味わいながら聴いてみてください!