ビートルズマニアのジョン太郎です。
ビートルズの楽曲「Day Tripper(デイ・トリッパー)」は、1965年にリリースされたエネルギッシュなロックナンバーです。
印象的なギターリフとキャッチーなメロディが特徴で、今なお多くのファンに愛されています。
歌詞にはどのような意味が込められているのでしょうか?
また、制作秘話や豆知識についても深掘りしていきます。

この記事では、「Day Tripper」の魅力をたっぷりと解説します!
ビートルズ「Day Tripper」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について
-11-1024x576.png)
「Day Tripper(デイ・トリッパー)」は、1965年にリリースされたビートルズの楽曲で、ジョン・レノンとポール・マッカートニーによる共作です。
この曲は、シングルとして「We Can Work It Out」との両A面で発表されました。
ボーカルはジョン・レノンが主に担当し、ポール・マッカートニーがハーモニーを加えています。
特徴的なギターリフはジョンが考案し、ジョージ・ハリスンが演奏しています。
また、ポールのベースとリンゴ・スターのドラムが力強いグルーヴを生み出しており、ロック色の強いサウンドが魅力です。
Day Tripperの英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「Day Tripper(デイ・トリッパー)」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でDay Tripperの歌詞を和訳しています。
Got a good reason for taking the easy way out.
楽な道を選ぶ、それなりの理由があったんだ。
Got a good reason for taking the easy way out, now.
楽な道を選ぶ、それなりの理由があったんだ、今思えばね。
She was a day tripper,
彼女は気まぐれな日帰り旅行者、
One way ticket, yeah,
片道切符さ、そうだろ?
It took me so long to find out, and I found out.
気づくのにずいぶん時間がかかったけど、ついに分かったよ。
She’s a big teaser, she took me half the way there.
彼女はとんだじらし屋で、途中まで引っ張っておいてさ。
She’s a big teaser, she took me half the way there, now.
彼女はとんだじらし屋で、途中まで引っ張っておいてさ、結局それだけ。
She was a day tripper,
彼女は気まぐれな日帰り旅行者、
One way ticket, yeah,
片道切符さ、そうだろ?
It took me so long to find out, and I found out.
気づくのにずいぶん時間がかかったけど、ついに分かったよ。
Tried to please her, she only played one night stands,
ご機嫌取ろうとしたけど、彼女は一晩限りの遊びばかり。
Tried to please her, she only played one night stands, now,
ご機嫌取ろうとしたけど、彼女は一晩限りの遊びばかり、それだけさ。
She was a day tripper,
彼女は気まぐれな日帰り旅行者、
Sunday driver, yeah,
日曜ドライバーみたいなもんさ、のんびり気まぐれにね。
It took me so long to find out, and I found out.
気づくのにずいぶん時間がかかったけど、ついに分かったよ。
Day tripper, yeah.
気まぐれな日帰り旅行者さ、まったく。
「Day Tripper」の歌詞の意味

「Day Tripper」は、表面的には「日帰り旅行をする人」を意味する言葉ですが、歌詞の背景には二重の意味が込められています。
ジョン・レノンはこの曲について「偽りのある人や、一時的な快楽を求める人を揶揄している」と語っています。
一部では、当時のドラッグカルチャーに関連しているのではないかとも言われています。
「Day Tripper」という言葉が「気軽にドラッグを試す人」という意味にも取れるため、ビートルズがサイケデリックな要素を取り入れ始めた時期と重なり、そうした解釈が生まれました。
また、恋愛における「本気ではなく遊び感覚の人」を指しているとも考えられています。
歌詞の中で「She was a day tripper, one way ticket, yeah(彼女は日帰り旅行者、一方通行のチケット)」というフレーズがあり、相手が本気ではないことを示唆しています。
「Day Tripper」の作曲秘話・豆知識

ここでは、「Day Tripper」の作曲秘話や豆知識について紹介します。
有名なリフはジョンが考案
「Day Tripper」の特徴的なギターリフはジョン・レノンが作りました。
彼はこのリフを「シンプルだがキャッチーなフレーズ」と語っており、多くのギタリストに影響を与えました。
ロック界ではこのリフは非常に有名で、多くのアーティストがカバーしています。

ジョンが作るメロディは本当に素晴らしいものが多いです!
両A面シングルの実験的リリース
「Day Tripper」は「We Can Work It Out」と共に、ビートルズ初の両A面シングルとしてリリースされました。
これは、どちらの曲もシングルとしての価値があると判断されたためです。
この形式は当時としては珍しく、後に他のアーティストにも影響を与えました。
ライブでの演奏は少ない
「Day Tripper」はライブ向きの楽曲のように思えますが、ビートルズがライブで演奏する機会は意外と少なかったです。
特に1966年のツアー後にビートルズがライブ活動をやめたため、スタジオ録音としての評価が高まりました。
レコーディングはスピーディーに完了
この曲のレコーディングは1965年10月16日に行われ、わずか1日で完成しました。
ビートルズはこの時期、多忙なスケジュールをこなしており、短期間でのレコーディングが求められていました。
数々のアーティストにカバーされる名曲
「Day Tripper」は多くのアーティストにカバーされており、オアシスやジミ・ヘンドリックスなどが独自のアレンジで演奏しています。
そのため、ビートルズ世代でなくても馴染みのある楽曲となっています。
「Day Tripper」は、キャッチーなリフとエネルギッシュなサウンドが特徴の名曲です。
その歌詞にはさまざまな解釈があり、時代を超えて多くの人々に愛され続けています。
あなたもぜひ、デイ・トリッパーの魅力を再発見してみてください!