ビートルズ「ヘルプ!(Help!)」の歌詞を和訳・日本語訳!曲の意味も解説!【The Beatles】

ビートルズ(The Beatles)-歌詞の和訳・日本語訳 (Help!)ヘルプ!

ビートルズマニアのジョン太郎です。

ビートルズの代表曲のひとつ「Help!(ヘルプ!)」。

この曲は、ジョン・レノンが自身の内面を赤裸々に表現した楽曲としても有名です。

ジョン・レノンが後に「過去の楽曲の中でも特に大好きな曲の1つだ」と語るほど、思い入れがある曲となりました。

ジョン太郎

今回は、「Help!」の歌詞の意味や背景を解説し、英語歌詞の和訳も紹介します。

目次

ビートルズ「Help!」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について

The Beatles-ビートルズ・歌詞の意味・和訳・日本語訳 (16)

「Help!」は、ジョン・レノンとポール・マッカートニーによる共作ですが、主にジョン・レノンが作詞・作曲を担当しました。

ボーカルもジョン・レノンが務め、特徴的なハーモニーはポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンが加わっています。

この曲は1965年のアルバム『Help!』のタイトル曲であり、同名の映画の主題歌としても使用されました。

曲のテンポは速めで、明るいメロディが特徴ですが、歌詞の内容はジョン・レノンの精神的な苦悩を反映したものです。

“Help!”の英語歌詞を和訳・日本語訳

それでは、さっそくビートルズ「Help!」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。

音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。

下記でHelp!の歌詞を和訳しています。

Help! I need somebody,
助けて! 誰かが必要なんだ
Help! Not just anybody,
助けて! ただの誰でもいいわけじゃない
Help! You know I need someone,
助けて! ちゃんとわかってくれる誰かを
Help!
助けてくれ!

When I was younger, so much younger than today,
昔は今よりずっと若くて
I never needed anybody’s help in any way,
誰の助けも必要なんて思わなかった
But now these days are gone and I’m not so self assured,
でも今じゃそんな自信もなくなって
Now I find I’ve changed my mind, I’ve opened up the doors.
考えが変わったんだ 扉を開いたんだ

Help me if you can, I’m feeling down,
もしできるなら助けてくれ 落ち込んでるんだ
And I do appreciate you being ‘round,
そばにいてくれるだけで本当にありがたい
Help me get my feet back on the ground,
またしっかり立ち上がれるように助けてくれ
Won’t you please, please help me?
お願いだから、助けてくれないか?

And now my life has changed in oh so many ways,
今じゃ人生があまりにも変わってしまって
My independence seems to vanish in the haze,
自分の自由なんて霧の中に消えていったみたいだ
But ev’ry now and then I feel so insecure,
時々どうしようもなく不安になるんだ
I know that I just need you like I’ve never done before.
こんなに誰かを必要だと感じたことはなかったよ

Help me if you can, I’m feeling down,
もしできるなら助けてくれ 落ち込んでるんだ
And I do appreciate you being ‘round,
そばにいてくれるだけで本当にありがたい
Help me get my feet back on the ground,
またしっかり立ち上がれるように助けてくれ
Won’t you please, please help me?
お願いだから、助けてくれないか?

When I was younger, so much younger than today,
昔は今よりずっと若くて
I never needed anybody’s help in any way,
誰の助けも必要なんて思わなかった
But now these days are gone and I’m not so self assured,
でも今じゃそんな自信もなくなって
Now I find I’ve changed my mind, I’ve opened up the doors.
考えが変わったんだ 扉を開いたんだ

Help me if you can, I’m feeling down,
もしできるなら助けてくれ 落ち込んでるんだ
And I do appreciate you being ‘round,
そばにいてくれるだけで本当にありがたい
Help me get my feet back on the ground,
またしっかり立ち上がれるように助けてくれ
Won’t you please, please help me?
お願いだから、助けてくれないか?

Help me, help me Ooh.
助けてくれ、助けてくれ、お願いだよ

「Help!」の歌詞の意味

The Beatles-ビートルズ・歌詞の意味・和訳・日本語訳

「Help!」は、一見シンプルなラブソングのように聞こえますが、実際にはジョン・レノンが当時感じていたプレッシャーや孤独感を表現した楽曲です。

ビートルズが世界的な成功を収めたことで、彼自身が感じた不安や葛藤が込められています。

歌詞では、「若い頃は自信に満ちていたが、今は助けが必要だ」と語られています。

これは、ビートルズの成功によって周囲からの期待が高まり、精神的に追い詰められていたジョンの心情を反映しているのです。

特に「今になって初めて気づいた、自分は助けを求めていたんだ」という部分は、彼の本音がにじみ出ています。

当時、ジョンは多忙なスケジュールやメディアの注目によるストレスを抱えており、内面の弱さを素直に表現することで救いを求めていたのかもしれません。

ジョン太郎

当時のビートルズの多忙さやプレッシャーは一般人には想像できないものだったのでしょう。
しかし、その辛さまでこんな名曲に昇華するんだから、ジョンは真のミュージシャンですね!

この曲は、単なる自己否定ではなく、「誰もが支えを必要としている」という普遍的なメッセージを持っています。

リスナーの中には、ジョンの心境に共感し、励まされる人も多いでしょう。

「Help!」の作曲秘話・豆知識

The Beatles-ビートルズ・歌詞の意味・和訳・日本語訳

ここでは、「Help!」の作曲秘話や豆知識について紹介します。

ジョン・レノンの本音が込められた曲

ジョン・レノンは後に、「Help!」の歌詞は当時の自分の精神状態を正直に表現したものだったと語っています。

特にビートルズが急速に成功し、多忙な日々を送る中で、彼は心の中で「助けてほしい」と叫んでいたのです。

ジョンは後に「Help!は数ある楽曲の中でも特にお気に入りだ」と述べており、その理由は「当時の心境を素直に表現できた楽曲だから」と語っています。

映画『Help!』の主題歌

「Help!」は、ビートルズ主演の映画『Help!』の主題歌として制作されました。

この映画はコメディ要素の強い作品ですが、楽曲自体はジョンの心の叫びを込めたシリアスな内容になっています。

レコーディングの工夫

「Help!」のレコーディングでは、ビートルズの特徴的なハーモニーが活かされています。

ポールとジョージがコーラスを担当し、ジョンのリードボーカルを引き立てるアレンジが施されています。

また、テンポは速めですが、元々ジョンはもっとスローなテンポで歌いたかったと後に語っています。

大ヒットとチャート成績

「Help!」は1965年にリリースされ、イギリスとアメリカの両方でシングルチャート1位を獲得しました。

この曲は、ビートルズのキャリアの中でも特に成功したシングルのひとつであり、今なお多くのファンに愛され続けています。

カバーされた名曲

「Help!」は多くのアーティストによってカバーされており、ジョン自身も後にソロ活動の中でアコースティックバージョンを披露することがありました。

また、アレンジを変えたバージョンも多く存在し、楽曲の魅力が幅広く伝わっています。

ジョン太郎

当時のジョンの背景や、豆知識を踏まえて聞くと、また違った聞こえ方になるでしょう!

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この記事を書いた人

当サイト「The Beatles note」の管理人です。幼い頃にビートルズを知り、そこから20年以上のビートルズファンです。ビートルズが好きすぎて、ビートルズの故郷であるイギリス・リバプールに行くほどのビートルズマニア。

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