ビートルズマニアのジョン太郎です。
「I Saw Her Standing There」は、ビートルズのデビューアルバム『Please Please Me』に収録されたエネルギッシュなロックンロールナンバーです。
一目惚れのときめきをストレートに表現した歌詞と、勢いのある演奏が魅力のこの楽曲は、ビートルズ初期の代表曲として今も多くのファンに愛されています。
本記事では、この曲の歌詞の意味や作曲秘話について詳しく解説していきます。

今回は、「Michelle」の歌詞を和訳し、その意味や背景について詳しく解説します!
ビートルズ「I Saw Her Standing There」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について
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「I Saw Her Standing There」は、ジョン・レノンとポール・マッカートニーによって作詞・作曲された楽曲です。

メインの作詞、作曲はポール・マッカートニーですが、ジョンが歌詞を手直しした箇所もあるようです!
リードボーカルはポール・マッカートニーが務め、エネルギッシュな歌声が特徴です。
この曲はビートルズのデビューアルバム『Please Please Me』に収録され、1963年に発表されました。
楽器演奏では、ポール・マッカートニーがベース、ジョン・レノンがリズムギター、ジョージ・ハリスンがリードギター、リンゴ・スターがドラムを担当しています。
ライブパフォーマンスでも人気の高い楽曲であり、初期ビートルズの代表曲の一つとされています。
“I Saw Her Standing There”の英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「I Saw Her Standing There」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でI Saw Her Standing Thereの歌詞を和訳しています。
Well, she was just seventeen, you know what I mean
そうさ 彼女はまだ17だったんだ わかるだろ?
And the way she looked was way beyond compare
その魅力は比べるものなんてなかった
So how could I dance with another?
だから他の子と踊るなんて できるわけがない
Oh, when I saw her standing there
彼女がそこに立っているのを見た瞬間に
Well, she looked at me, and I, I could see
彼女が僕を見つめた そして僕にもわかったんだ
That before too long, I’d fall in love with her
すぐに恋に落ちるってね
She wouldn’t dance with another
彼女も他の誰かと踊ったりしなかった
Oh, when I saw her standing there
彼女がそこに立っているのを見た瞬間に
Well, my heart went boom when I crossed that room
部屋を横切ると 僕の心はドキドキ高鳴った
And I held her hand in mine
そしてそっと 彼女の手を握ったんだ
Oh, we danced through the night and we held each other tight
僕らは夜通し踊って ぎゅっと抱きしめ合った
And before too long, I fell in love with her
そして気づいた時には 彼女に夢中だった
Now I’ll never dance with another
もう他の子と踊ることなんて ありえない
Oh, since I saw her standing there
だって彼女がそこに立っているのを見た瞬間に
Well, my heart went boom when I crossed that room
部屋を横切ると 僕の心はドキドキ高鳴った
And I held her hand in mine
そしてそっと 彼女の手を握ったんだ
Oh, we danced through the night and we held each other tight
僕らは夜通し踊って ぎゅっと抱きしめ合った
And before too long, I fell in love with her
そして気づいた時には 彼女に夢中だった
Now I’ll never dance with another
もう他の子と踊ることなんて ありえない
Oh, since I saw her standing there
だって彼女がそこに立っているのを見た瞬間に
Yeah, since I saw her standing there
そうさ 彼女がそこに立っているのを見た瞬間に
Since I saw her standing there
あの時 彼女がそこに立っていた瞬間に
「I Saw Her Standing There」の歌詞の意味

この曲は、一目惚れの興奮と喜びを描いたラブソングです。
歌詞では、主人公がダンスパーティーで出会った少女に魅了され、一瞬で恋に落ちる様子が表現されています。
「17歳の彼女は本当に素晴らしく見えた」と語るフレーズからも、その衝撃的な感情が伝わってきます。
また、歌詞の内容はシンプルながらも情熱的で、青春の甘酸っぱさが詰まっています。
ビートルズの初期の楽曲らしく、ストレートな表現とキャッチーなメロディが魅力です。
シンプルながらもリスナーを惹きつけるエネルギーに満ちた曲といえるでしょう。

初期のビートルズらしい真っすぐだけどヤンチャな恋愛ソングですね!
「I Saw Her Standing There」の作曲秘話・豆知識
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ここでは、I Saw Her Standing Thereの豆知識や作曲秘話を紹介します。
ポールが考案したオープニングライン
この曲の印象的なオープニングライン「Well, she was just seventeen, you know what I mean」は、ポール・マッカートニーが作詞の際に思いついたフレーズです。
ジョン・レノンとともに歌詞を調整していく中で、このラインが特にキャッチーであると判断され、採用されました。
結果として、曲のアイコニックな要素の一つとなりました。
ライブ感溢れる録音手法
「I Saw Her Standing There」の録音は、ビートルズが実際のライブ演奏のエネルギーを再現できるよう、スタジオ内で一発録りに近い形で行われました。
そのため、曲の冒頭にはポール・マッカートニーのカウント「One, two, three, four!」がそのまま収録されています。
これは、当時のロックンロールの勢いをそのまま詰め込んだ象徴的な要素となっています。
チャック・ベリーからの影響
この楽曲は、アメリカのロックンロールアーティスト、チャック・ベリーの影響を大きく受けています。
特に、彼の楽曲「Little Queenie」のリズムやメロディが参考にされたといわれています。
ビートルズは、彼らの音楽的ルーツにある50年代ロックンロールを現代風にアレンジし、独自のスタイルへと昇華させました。
エド・サリバン・ショーでのパフォーマンス
「I Saw Her Standing There」は、1964年にアメリカの人気テレビ番組『エド・サリバン・ショー』で演奏されました。
この番組出演は、ビートルズがアメリカでブレイクするきっかけとなり、「I Saw Her Standing There」も広く知られるようになりました。
この歴史的な瞬間は、後のビートルズの成功を決定づけたといわれています。
ポールのソロライブでも定番曲に
ビートルズ解散後も、「I Saw Her Standing There」はポール・マッカートニーのソロライブで頻繁に演奏されています。
特に、1989年のワールドツアーや、2000年代のライブでも披露され、ファンにとっては懐かしくもエネルギッシュなナンバーとして親しまれています。
「I Saw Her Standing There」は、ビートルズの初期の代表的な楽曲であり、ロックンロールのエネルギーが詰まった一曲です。今もなお、多くの人々に愛され続ける名曲として、ビートルズの魅力を伝えています。