ビートルズマニアのジョン太郎です。
ビートルズの代表曲の一つ「Twist and Shout(ツイスト・アンド・シャウト)」は、そのエネルギッシュなボーカルとキャッチーなメロディで世界中のファンを魅了しました。

実はこの曲、1テイクで録られていたって知ってましたか?
本記事では、この曲の作詞・作曲、歌詞の意味、さらには興味深い作曲秘話について詳しく解説していきます。
ビートルズ「Twist and Shout」は誰が作詞・作曲?ボーカルや演者について
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「Twist and Shout」は、フィル・メドレー(Phil Medley)とバート・ラッセル(Bert Berns)が作詞・作曲した楽曲です。
元々は、1961年にザ・トップノーツ(The Top Notes)によって初めて録音されましたが、1962年にアイズレー・ブラザーズ(The Isley Brothers)がカバーし、大ヒットしました。
ビートルズは、1963年にアルバム『Please Please Me』の最後のトラックとしてこの曲を録音。
ジョン・レノンがリード・ボーカルを担当し、ポール・マッカートニーとジョージ・ハリスンがコーラスを務めました。
特にジョンのシャウト気味のボーカルは、この曲の最大の魅力の一つです。
Twist and Shoutの英語歌詞を和訳・日本語訳
それでは、さっそくビートルズ「Twist and Shout(ツイスト・アンド・シャウト)」の英語歌詞を和訳・日本語訳していきます。
音楽は下記のYouTubeからお楽しみください。
下記でTwist and Shoutの歌詞を和訳しています。
Well, shake it up, baby, now (shake it up baby)
さあ、弾けようぜ、ベイビー
Twist and shout (twist and shout)
ツイストして叫ぼう
Come on, come on, come, come on, baby, now (come on baby)
さあ、さあ、もっとこっちへおいでよ
Come on and work it on out (work it on out)
思いきり踊ってみせてくれ
Well, work it on out, honey (work it on out)
そうさ、その調子だよ
You know you look so good (look so good)
君は最高にイカしてる
You know you got me goin’ now (got me goin’)
もう夢中になっちゃうよ
Just like you knew you would (like I knew you would)
君もわかってたんだろ?
Well, shake it up, baby, now (shake it up baby)
さあ、弾けようぜ、ベイビー
Twist and shout (twist and shout)
ツイストして叫ぼう
Come on, come on, come, come on, baby, now (come on baby)
さあ、さあ、もっとこっちへおいでよ
Come on and work it on out (work it on out)
思いきり踊ってみせてくれ
You know you twist, you little girl (twist little girl)
ツイストを踊る君は最高さ
You know you twist so fine (twist so fine)
その動きがたまらない
Come on and twist a little closer now (twist a little closer)
もっと近くで踊ろうよ
And let me know that you’re mine, woo
俺のものだって感じさせてくれ
Ah-ah-ah-ah, wow
(シャウト)
Baby, now (shake it up baby)
さあ、ベイビー
Twist and shout (twist and shout)
ツイストして叫ぼう
Come on, come on, come, come on, baby, now (come on baby)
さあ、さあ、もっとこっちへおいでよ
Come on and work it on out (work it on out)
思いきり踊ってみせてくれ
You know you twist, little girl (twist little girl)
ツイストを踊る君は最高さ
You know you twist so fine (twist so fine)
その動きがたまらない
Come on and twist a little closer now (twist a little closer)
もっと近くで踊ろうよ
And let me know that you’re mine (know you’re mine ooh)
俺のものだって感じさせてくれ
Well, shake it, shake it, shake it, baby, now (shake it up baby)
さあ、もっと揺らしていこうぜ
Well, shake it, shake it, shake it, baby, now (shake it up baby)
さあ、もっともっと弾けよう
Well, shake it, shake it, shake it, baby, now (shake it up baby)
さあ、踊ろう、最高の夜さ
Ah-ah-ah-ah
(シャウト!)
「Twist and Shout」の歌詞の意味
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「Twist and Shout」は、ダンスと恋愛の楽しさを表現したシンプルなロックンロール・ソングです。
タイトルの「Twist」は、当時流行していたダンスの名称であり、「Shout」は歓声や叫びを意味します。
つまり、「踊って叫ぼう!」というパーティーソングのような意味合いを持ちます。
歌詞の内容は、「さあ、ベイビー、一緒に踊ろう! 君の動きは最高だから、僕を夢中にさせて!」というようなもの。若者の情熱や恋の高揚感をストレートに伝える曲となっています。
「Twist and Shout」の作曲秘話・豆知識

ここでは、ツイスト・アンド・シャウトの知られざる豆知識や作曲秘話について紹介します。
ジョン・レノンの声が限界だった
「Twist and Shout」は、アルバム『Please Please Me』のレコーディングの最後に録音されました。
当時、ジョン・レノンはすでに何時間も歌い続け、声が枯れかけていました。
結果的に、そのハスキーなシャウトがこの曲の特徴的な魅力となり、伝説的なパフォーマンスになったのです。
ワンテイクでの奇跡の録音
ジョージ・マーティンのプロデュースのもと、「Please Please Me」のレコーディングは1日で完了しました。
「Twist and Shout」は、ジョン・レノンの声が持たないことを考慮し、最終テイクで一発録音されました。
その熱量と勢いが、そのまま曲に反映されています。
ライブでも定番のナンバー
ビートルズは「Twist and Shout」をライブでも頻繁に演奏しました。
特に、1964年のエド・サリバン・ショーや、シェイ・スタジアムでのパフォーマンスでは観客が熱狂し、ビートルズの人気をさらに押し上げました。
「Twist and Shout」は、今なお世界中のファンに愛されるロックンロールの名曲です。
そのエネルギッシュなサウンドとジョン・レノンの魂のこもった歌声を、ぜひ改めて楽しんでみてください!